縁側で抹茶を一服。桜の花びらが茶碗にひとひら。なんとも言えぬ風情。春のあわいを感じるひととき。
築九十年の土壁塗り替え。藁すさ混じりの土の香り。手仕事の温かさに、時間がゆっくり流れる。
こもれびが苔を照らす。杉木立の奥の静寂。書写したお経の墨の香りが心をほどく。